2020-03-24 第201回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
その意味で、IFCと、今言った、公的輸出金融機関、JBIC、JICA、そして地域開発機関、それとの協調が非常に大事である。
その意味で、IFCと、今言った、公的輸出金融機関、JBIC、JICA、そして地域開発機関、それとの協調が非常に大事である。
○堂本暁子君 関心を持っていただくだけでもいいかと思っておりますが、去年のケルン・サミットで、輸出金融機関共通の環境指針を二〇〇一年までにつくるということが決まったようです。旧輸銀のガイドラインは、そのスクリーニングの基準とか環境アセスメントの対象が甘かったということで内容が大変不十分だったというふうに聞いています。
我が国といたしましても、積極的に貢献する観点から、輸出金融機関間の協力の促進に関する協同イニシアチブを提案いたしました。いわゆる輸銀を中心に触媒的な効用を発揮することによって、民活を高めようということであります。また、昨年我が国が提案いたしましたAPEC大蔵省間のコンピューターネットワーク、我が国のイニシアチブにより今回始動することになりました。
それから、やや細かくなって恐縮でございますが、たとえば円建て債の発行とか、それから円建てシンジケートローンといいますか、一年超の円建て貸し付けにつきまして、私どもはたとえばECとか、あるいはEC関係の国際機関、あるいはこれはまだ実現を見ておりませんけれども、英国の輸出金融機関、あるいはアメリカの輸出入銀行等がファイナンスを、仮に円を必要とするというような場合にはそこまでも協力できると考えておりまして
そういたしますと、政府の力、たとえば、具体的に申しますと、輸出入銀行なら輸出入銀行という輸出金融機関の資金の能力というものの配分の問題というのが一つ出てくると思うのでございます。その配分にあたりまして、少なくとも今抽象的に言えることは、一つは、対自由圏と対共産圏との間で、少なくとも共産圏に対して自由圏よりよりフェーバーを与えるということは、私は公平ではないと思うのです。
○水田国務大臣 経済協力でも、日本から物を持っていく、これに、いわば輸出でございますので、それに乗る金融というのは輸出金融と見ていいわけでございまして、今やっている輸出入銀行の金融も、その線に乗った輸出金融としてこれは当然であると思われるものも多いと思いますし、それが大部分だと思いますが、さっき申しましたように、経済協力的な資金というものを、この輸出金融機関に便乗して出させるという方向は感心いたしません
国が特殊の輸出金融機関をこしらえまして積極的な援助を與えるということは、輸出奬励金を受けることと同様の効果も出て参るのでありまして、国際的にいろいろ問題を起すのであります。そこでこれは先ほど申しましたように、国管的作用をなすための機関であります。従つて形の上からはこの銀行はイニシアチブをとりません。市中銀行のなすところを助けるということになつておるのであります。
いろいろ輸出金融機関についての論議の経過におきまして、債務の負担及び引受もこの銀行の機能に加えることが論議せられましたが、最終案ではこれは省かれているのであります。
こういう状態のもとで單に輸出金融機関をつくりましても、決して輸出の振興をはかることはできないのであります。しかもこの法案によると、東南アジア方面に対するプラント輸出のための金融であるということを強調しておるけれども、この法案の中味を見ると、この貸付ば最低六箇月、最長三年間ということになつております。こういう形で、本格的な、たとえば発電設備のごときものに対する金融ができるかどうか。
政府としては、貿易振興のため、協定貿易の促進、海外市場の拡大、殊に先に設置いたしました米国内在外事務所の効果に鑑みまして、更にスターリング地域及び東南アジア地域にも在外事務所を設置し、又輸出金融機関の設立に努力すると共に、従来の統制を大幅に撤廃いたしまして、世界市場への参加に資せんとするものであります。
政府としましては、貿易振興のため、協定貿易の促進、海外市場への拡大、ことに先般設置いたしました米国内在外事務所の効果に顧みまして、さらにスターリング地域及び東南アジア地域にも在外事務所を設置し、かつ輸出金融機関の設置に努力するとともに、従来の統制を大幅に撤廃し、世界市場への参加に資せんとするものであります。